峯島朋子日々のできごと 衣食住 を綴っています

  DIARY 日々のこと 衣食住   峯島朋子

お直し

2020年03月15日

東京都心の桜が開花したと発表。先日万年筆の直しを受け取りに銀座・伊東屋へ伺いました。モンブランのボエムというシリーズでとても小さな万年筆。ペン先が繰り出し式。キャップを後ろに差してクルクル回すと出てきます。いつかいつか・・・このお直しも先延ばしにしていたひとつ。時間が取れるときに後回しにしていた To Do リストをこなしていくこと、最近の楽しみになっています。

わたしが生まれ育ったところは新潟です。お米はもちろん食材が豊かで四季がはっきりした土地。今日は田舎のおいしいものをご紹介します。片山商店のあまざけ「一夜雪(ひとよゆき)」です。新潟県産こしひかりの生糀で仕込んだあまざけで糀がたっぷり入っています。甘さがすっきりとしたところが気に入っています。。(スーパーで見かける有名な某酒造会社さんの甘酒は甘すぎてちょっと手が伸びません・・・)

茶の湯ワークショップの始まりは8年前からとお伝えしましたが当時はワークショップに特別のお料理を作っていただきました。日本料理の美しい料理を作るには、基本的なきまりがあります。日本には四季があり、その折々で食材も変わり、味加減も調理方法も自ずから変わってきます。毎回おいしいお料理を4人は楽しみでした。東哉さんの器をよくつかっておられて、料理を盛るうつわを愛でる楽しみもありました。ご主人は今は日本を離れて日本料理の指導をされています。またいつの日か味わいたい懐かしい春の想い出の一枚です。

茶の湯ワークショップ「お茶散歩」は2012年今から8年前に始まりました。当時自由が丘に「美好」という小さな日本料理店がありました。ご主人の五月女さんとは彼が元赤坂の「すきやきよしはし」の料理長をしていたころからのお付き合い。彼が料理する繊細な手つきをいつもカウンター越しで見ながら美しいうつわとお料理をいただくのが楽しみでした。自分が持っているささやかなスキルをお料理と一緒に楽しむ時間を作りたいのだけれど・・・と相談したところ、この店を贔屓にしていた4人がふとしたことから集うようになったのです。今日はその設立時のメンバーとエパヌイで新年会でした。

このたびWebサイトをリニューアルしました。空いている時間にコツコツ・・・独自ドメインの移行など素人のわたしはカスタマーセンターの方と何度もやりとり、とってもとっても親切に対応して下さりようやく出来上がりました。また昨年夏より病気療養中お休みをいただいておりました茶の湯ワークショップ「お茶散歩」を3月から再開いたします。病気になったからこそ見えたこと感じたこと日々のことをこのDIARYにときどき綴っていきたいと思います。一日一日を大切に・・・散歩の途中祥雲寺さんの梅が見ごろを迎えました。今年は草木の目覚めが早く少し戸惑っています。

築50年のマンション排水管大規模修繕をきっかけに始まった我が家の浴室リフォーム工事。専用部の排水管を新しくしてからが大変な日々でした。モルタル工事、防水工事、再度モルタル工事、タイル工事、新しい浴槽の入れ替とその間年末年始の休みが入り各工事には乾かす期間が入るため約2か月半もかかってしまいました。ようやく不自由な生活が終わりホッとしています。防水工事では臭いがきつく、ねこのルイ君を一時的に預かってくださる方がいてほんとうに助かりました。水廻りの壁は昨年に続きホームセンターで水性塗料の材料を揃えて自身で塗替えました。お金をかけずにできる範囲を自分で手を入れ、思い描いた空間に仕上がりました。仕事を終えて家に帰ればお風呂に入って一日の疲れを癒す。当たり前の生活がとっても有難く、ようやく春がき...