春の茶ノ会を終えて(4/22,23)
4月22、23日の2日間、春の茶ノ会を無事に終了しました。皆さまありがとうございました。
暦のうえでは穀雨。たくさんの穀物をうるおすやわらかな春の雨がふるころとされています 。また桜前線はようやく北海道地方での最終コースを迎え桜が開花したニュースを耳にしました。
週末は初夏を思わせるようなお天気に恵まれ、茶ノ会は春から初夏のはじまりを告げるような2日間となりました。
初日はダンス仲間がご参加くださり、ダンスとは真逆の静の世界を楽しんでいただきました。
2日目は旅や趣味、話題が共通する方々がご参加くださり、午前、午後の部とも和やかな茶ノ会をご一緒いたしました。お菓子は桜と蓬の春のかおりをイメージして、前日に「おいしゅーうなーれ、おいしゅーなーれ♪」ルイのマジナイを込めてゆで小豆を炊いて檸檬白玉ぜんざいを作りました。
季節の草花はうらじろきんば、ナルコユリ、山つつじ、アジサイ、トルコ桔梗を古道具市でみつけた水指に挿して茶花にしました。
お料理上手のkさんからはお料理ノート・春篇をいただいて、どのレシピもおしゃれで美味しそう!ぜひぜひ挑戦したいと思います。また鎌倉から画家の望月麻里さんが参加してくださり北鎌倉・東慶寺様での季節の花々のスケッチのお話を伺いました。Mさんからは地元のかわいい鈴もなかをいただき、いろいろな餡の味が楽しめます。皆さまありがとうございました。
対面でのお稽古はこころが通い合い、衣食住の共感が得られたときはとてもうれしく思います。暮らしのなかの茶の湯とは人のこころをやわらげるもてなしのこころ、日常茶飯のことにほかなりません。
来月は5月21日(土)午前・午後の部を予定しております。スケジュールアップができましたらインスタグラム等でお知らせいたします。
お茶・松の白 (柳桜園)お菓子・桜道明寺羹、蓬もち、檸檬白玉ぜんざい(手製)