秋の空
2020年11月22日
朝の窓辺に立ち向かいのお寺さんの庭を眺めると大イチョウが黄色く染まり、二十四節気は小雪を迎えました。世の中はGoToトラベルで3連休どこも賑わっているようです。私は猫のルイ君と静かに自宅で過ごしています。溜まっていた新聞・雑誌を読みながら切り抜いたり、ファイリング作業。あら!いい記事発見。生命誌研究者の中村桂子さんが「コロナとの向き合い方」について語っていました。一部分をご紹介します。
生物とウイルスは長い間いろいろな関わりを持ってきました。コロナウイルスはコウモリの中で落ち着いていたのですが、たまたま出てきてしまった。エイズやエボラも、人間がアフリカの森を壊して入り込んでいったのが人間に感染するようになった原因の一つ。それまでは局所的に存在していたウイルスを人間が引っ張り出してしまっともいえるでしょう。人間が勝手なことをし過ぎるとウイルスも暴れることになるのは確かです。。。素人の私でも分かりやすくウイルスについて新しい理解が増えました。
今の社会は時間がかかることを待つのがとっても苦手で結果を急ぎます。せっかちになりました。ネットにあるニュースの派手な見出しだけで判断したり、短文で伝えようとします。TVは煽って心配させるばかりが目立ちます。人間には想像力と創造力があるのですから、精いっぱい長い時間をかけて待つことが求められているのではないでしょうか。今は三密を避けて、マスクをして拡散しないよう注意し、手洗いを続けること。また私は鼻クリーン洗浄を朝晩続けています。「自分を守ることが他人を守る」今はこのことを続けるしかありません。
今日の散歩途中、空を見上げるとお月さまが見えました。