第15回全国学校給食甲子園
2020年12月07日
今日は仕事の話を少し書きます。「全国学校給食甲子園」という大会を毎年12月に開催しています。今年で15回大会を迎えました。この大会の事務局を15年続けています。全国の学校栄養士が(私たちの時代は給食のおばさんという親しみで呼ばれていた方々。2005年に食育基本法が制定され栄養教諭制度が2006年から始まりました。)地場産物を活かした我が校の自慢料理をテーマに給食献立を考え今年は1,412人のご応募をいただきました。
今年はコロナ禍で実際に調理を行う調理コンテストは行わず全て書類審査で行われました。最終審査で選定された全国6ブロック12代表のサテライト会場と東京のメイン会場を結びオンラインでの表彰式が12月5日に日本記者クラブ大ホールで行われました。
初めてづくしで見えないプレッシャーのなか事務局の一人ひとりががんばってくれました。大会の様子はYouTubeからご覧いただけます。
コロナ禍で学校の休校、給食の休止で一番困ったのは保護者の皆さんでした。学校給食は文科省の栄養価摂取基準に基づき栄養量、分量が適正であること。「学校給食は当たり前すぎて実感できない。」コロナ禍で身近なこのことを実感したのではないでしょうか。子どもたちの手洗いが徹底していたのも日ごろの学校栄養士、教員の導き、食育があったからだと思います。子どもたちの一番身近で専門知識を持たれている栄養教諭の先生方の果たす役割は大きいのだと思います。
毎日の「学校給食は当たり前だけどとても大切なこと」このことをもっと広く知っていただきたい。これからも目標にがんばります。