北海道から

2021年06月27日

北海道十勝足寄町から日本一大きなフキが届きました。毎年収穫時期は6月中旬から3週間という短い期間なのだそうです。

足寄町の螺湾(らわん)川に沿って自生する螺湾ブキは高さ2~3mまで成長します。かつては高さ4mに及び、その下を馬に乗って通ることができたといいます。なぜ大きくなるのかはいまだに謎が多いそうですが何だか想像しただけで夢のような世界を感じます。

北海道の昔から伝わるアイヌ伝説によるとフキの下は幸福を呼ぶ神さま「コロポックル」が住むと言われています。「フキの下の人」といった意味合いで、どこからか山の幸を運んでくる小人の神さま。つまり小人 気分になれるということですね。

フキのご縁は2016年第11回学校給食甲子園で優勝した足寄町学校給食センターの優勝献立「螺湾フキの繊維たっぷりご飯」で初めて知った食材でした。

さっそく生のまま皮をむき斜めにスライスをして天ぷらでいただきました。シャキシャキした食感とフキのさわやかな香り。

沢山いただいたので保存用に塩で漬け込むことにしました。下処理は一日がかりでしたがいろんなお料理に使ってコロポックルの幸せをカラダに吸収、栄養にしたいです(笑)

鳥羽農場の鳥羽さん、足寄町学校給食センターの廣田さんありがとうございました。