炉開きを終えて(11/26)

2022年11月27日

冬の寒さが厳しい新潟は 迎える冬に対しての仕度、備える雪国ならではの景色があります。毎年11月になると庭師さんが来て庭木を雪や風から防ぐために支柱と縄で枝を支える作業をおこないます。樹木の防寒で冬囲いといいます。寒くなると、この冬仕度の記憶が浮かんできます。

11月茶道では風炉から炉に入ります。昨日は皆さんと炉開きのお祝いをしました。

といってもテーブル席の茶の湯ではこころを寄せるかたちになります。亥の子もちお作りして新しい茶筅と茶巾をご準備してあたたかなお抹茶を点てて祝いました。

今年も季節ごと小さな茶ノ会を開催できたこと、社会活動が少しづつ戻ってきたこと、ゆっくり皆さんと季節を味わうことができました。

年内のお稽古は最後となります。 一年間を通して、すてきな一期一会に感謝いたします。


お茶:宇治抹茶・恵の昔(松北園茶店)亥の子もち、栗マロン南瓜のメープルカステラ(手製)花:ヒムロヒバ、シソ、トルコキキョウ