夏の茶ノ会（8/21-22）

茶の湯ワークショップ「夏の茶ノ会」を週末に開催、無事に終了しました。暑い中皆さまありがとうございました。

約1年ぶりのワークショップに懐かしい方々と再会。こみあげてくる嬉しさでいっぱいになりました。この日は過ぎゆく夏をイメージしてお菓子は冷たい水ようかんと桃のお汁粉を作りました。

まずはお一人で帛紗を用いて棗、茶杓を清め、湯をそそぎ茶筅お茶碗へと清めていきます。湯をそそぐ音、茶筅を動かす響きは調和してゆっくり気持ちが落ち着いていきます。

お茶碗を清める茶巾でとまどう場面がありましたが、からだで覚えてるのでちょっとだけアドバイスすると「あっそうだった」とあっという間に思い出して手が動いていました。

お菓子の桃の冷たいお汁粉は白桃を使ってコンポートに。桃の皮からピンクのシロップができます。白桃の柔らかな甘みと香りは白餡ともよく合い、白玉だんごとミルク羹をアクセントにアンティークのガラス器にあわせました。ちゃんとした和菓子ではないけれど手作りを大切にしています。

最後はわたしから気持ちをこめてお一人ずつ薄茶を点てて味わっていただきました。お茶の後はコロナ禍での出来事やとりとめのないお話しでもなぜかほっとする。。。まるくて角がなくてためになる話ばかり

日常の中で気軽にお茶に親しんでいただきたくて始めた茶の湯ークショップは素敵な方々との集いの場にもなっています。お茶を通して季節を感じる小さなひととき。これからも一期一会を大切にしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。