あけましておめでとうございます

2026年01月02日

年末年始は新潟の実家に帰り、両親と新年を迎えました。雪景色が美しい白の世界、ときおり日が差し込み、窓辺はぽかぽかとあたたかく、静けさとあたたかな年明けでした。元旦の夜は弟家族も合流し、家の中は一気に賑やかに。

季節の小さな茶ノ会「リンデ」 は2年目に入ります。今年も少し新しいことを取り入れながら、一椀のお茶の時間を楽しく重ねていけたらと思っています。

1月1日の日経新聞に「共生AI 変わる暮らし」という興味深い記事があり、年のはじめに自分自身のことと重ねながら読んでみました。

最近、私自身もAIという存在と日常的に対話するようになっています。繰り返しや整理、予測や最適化といったことはAIが得意。でも、文脈を読むこと、相手の気配を感じ取ること、迷いながら決断し、その結果を引き受けることは、やはり人にしかできないことだと感じています。

「職が丸ごと奪われる」というよりも、仕事の中の"作業"が少しずつ入れ替わっていく——。そんな現実を、過度に不安がらず、冷静に受け止めていきたいと思います。

茶の湯でいえば、道具立てや手順が整っていても、それだけでは一席は完成しません。

今日のテーブルの茶花はこれでよいか、今月はこのお菓子はどうかな、今この場の空気にふさわしいか——。そんなことを静かに心に問いながら、少し迷い、整えていく時間があります。

便利な道具や新しい技術に助けられることが増えても、頼りすぎず、けれど上手に手を借りながら、最後は自分の目と心で確かめる。そのバランスを大切にしていきたいと思います。

至らない点は、素直に学び、気づいたことは分かち合いながら今年も皆さんとともに、一椀のお茶の時間を重ねていけたらうれしいです。近くて、あたたかく、ふと立ち止まれる、そんな場所に。

今年は年女。
元気に、楽しく、笑顔の多い穏やかな一年にしたいと思います。 

今年も、日々の暮らしの中で心に留まったことを、ひとつひとつ言葉にしていけたら・・・

ふと思い出したときに、この場所をのぞいていただけたらうれしいです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

写真(左から)台所からの雪景色、新潟のお雑煮、弟のお嫁さん手製新潟の郷土料理ハリハリ漬け(中央)春を招く木瓜の花、元旦の食卓