2026初釜を終えて
やさしく整える時間を、今年も皆さんと紡いでいきたい—— そんな思いとともに、1月25日、新年の初釜を無事に終えることができました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
おかげさまで「季節の小さな茶ノ会リンデ」として2年目を迎えて
新しい始まりに、少し背筋が伸びるような、静かな喜びを感じています。
初釜に向けて、まずは部屋を整え、ベランダを掃除し、窓を磨くことから。
日常ではつい見過ごしてしまう場所にも丁寧に手を入れることで、気持ちもすっと澄んでいくようでした。
午前の部では、若い方々から盛り付けを手伝っていただき「お雑煮や新潟ののっぺい汁はどう作るのですか?」と質問があったり、和装づくりに励んでいるMさんが「今年は自分で作った着物で参加したい」とフレッシュな宣言!年齢を重ねても新しい関心や前向きな言葉に触れ、微笑ましくなりました。
午後の部は、嬉しいことにお着物姿が揃い、室内が一層華やかに。着物や帯の話で自然と会話が弾みます。「決まりごとは大切に、でも自由に楽しむ」——それがリンデのスタイルです。
今年は、岡倉天心『茶の本』を川口葉子さんの「本のお茶」抄訳・文を手がかりに、言葉をひとつひとつ味わいながら、季節を巡っていきたいと思います。
この日の着物は、友人から譲り受けた大島紬に、リユースの名古屋帯を合わせました。記録としてパチリ。
本年も2ヶ月ごとのリズムで季節の草花とお菓子、丁寧にお茶を点て、整える余白のひとときをご一緒できたらうれしいです。
次回、春の茶ノ会は3月15日(日) に開催予定です。
お茶:特別挽上 無上 初釜抹茶(柳桜園)主菓子:福寿草、干菓子:摘果桃、金柑、梅しぐれ(鈴懸、乃し梅本舗 佐藤屋 )、点心:のっぺい汁、黒豆煮、越後はりはり漬け、柚子かまぼこ、越後お雑煮(手製)、花:一子侘助、黒雲
