春の再会、記憶の糸をたどって
2026年04月12日
昨日の雨から一転、桜の花びらがふわりと舞う中、季節の茶ノ会「リンデ」では、はじめての「手しごとの会」を開きました。
今回は、草木染の糸を使った刺繍による「お懐紙入れ」作り。
都忘れ、アザミ、草苺──身近な野原や庭先で出会う草花をモチーフに、やさしい色合いの糸で一針一針、布の上に春を写していきます。
本講座は、仕立てまでを含めた全3回のシリーズ。初回となる今回は、基本となるステッチの練習と、そのポイントを中心に、橋本桂子先生に丁寧にご指導いただきました。
はじめて刺繍針を持つ方もいらっしゃる中、ひとつひとつ手を動かしながら、自然と会話も弾み、和やかな時間に。皆で集い、あれこれお話ししながら、自分だけの作品を少しずつ形にしていく——そんな時間は、なんとも贅沢なひとときです。
少しずつ形になっていく過程には、小さな喜び、これが手しごとのうれしいところ。
最後はお茶の時間を囲みながら、和やかな余韻を。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。次回の手しごとの会は、5月3日を予定しております。
※お懐紙(かいし)入れはハンカチ、ティッシュ、お札入れなど様々な用途でも使えます。