DIARY 日々のこと 衣食住 　峯島朋子

今日で一年の半分が終わります。近所の氷川神社へ「夏越の祓」へ行ってきました。茅を太くよって作った大きな輪「茅の輪」をくぐり夏の厄除け。過行く半年に感謝を込めて、これから迎える暑い夏を、無事に過ごせるように祈りました。

新潟に暮らす母から夏のごちそう便が届きました。新鮮な採れたての野菜とお米、地元のとやま団子屋の醤油おこわと豆大福と笹団子が入っていました。

初夏の梅仕事は和歌山産紅南高梅の黄色く熟した梅をつかって減塩梅干しを漬けました。料理家重信初江さんのレシピを参考にしています。同じく梅の季節に出回る赤じそはお酢を2カップ半と、たっぷり加えた赤じそジュースを作りました。

6月に入って、最初の週末は山梨県韮崎へ旅をしました。台風の影響で前日は特急あずさ号が運休となり心配していましたが、翌日は素晴らしいお天気に恵まれました。

街を歩くとヤマボウシの白い花が咲いています。青空市で山椒の実が並んでいました。下処理をしながら香りも愉しみ。山椒の実を茹でて、緑色に染まった鍋のお湯をざぁっと茹でこぼすときの爽やかな香り。

暦のうえでは小満を迎え、いのちが次第に満ち満ちていくころ。植物も虫や鳥たちも日を浴びて輝く季節です。今日は青葉の茶ノ会を無事に終了しました。皆さまありがとうございました。