5月の景色
2026年05月27日
5月は、仕事で外へ出る機会の多いひと月でした。
ご挨拶や打ち合わせで都内を移動しながら、青葉が深くなってアジサイの花が色づいてきました。
家では、ベランダの小さなバラ「アンジェラ」と「ガラシャ」が5月GWから中旬にかけて満開。
朝はベランダ側に椅子を置き、花を眺めながら朝食をとる時間が楽しみでした。
ここ2年前くらいでしょうか。以前のようにあちこち出かけるより、家で過ごす時間がずいぶん心地よくなりました。今月は、衣替えをしたり、カーテンを夏用に替えたり、扇風機を出したり、うつわを替えたり、そんなふうに暮らしを整える時間が多かったように思います。
そんな中、5月20日の東京新聞で、服飾評論家・くろすとしゆきさん(91歳)の「本物探し」についてのコラムを読みました。「VAN」でアイビーの商品開発や宣伝を手がけてこられた方です。
その中に、こんな言葉がありました。「大本をたどって本物を見つける」
おしゃれについて語られていたのですが、衣食住すべてに通じる話だなあと感じました。
若い頃はいろいろな服を着て、たくさん試してみる。そして還暦を過ぎたら、自分に合う方向を見つけて、自分らしく着る。
料理も同じで、勝手にアレンジするとわけがわからなくなる。大本を知っているからこそ、手直しができる。そんなお話に、深くうなずきながら読みました。
そういえば自分も、この数年でずいぶん変わりました。洋服は、着心地のよいものを自然と選ぶようになり、無理な冒険をしなくなりました。長く着なかった服を思い切って手放したりも。
ベランダのバラはきれいに花摘みをして、鉢も少し夏用に植え替えをしました。
暮らしの中で、自分にとって心地よいものを少しずつ、夏準備のそんな時間だった気がします。 皆さんの5月はいかがでしたか?
