関東梅雨明け
2026年07月20日
厳しい暑さが続くと、自然と涼を呼ぶものへ心が向かいます。
朝顔は一日だけの花。その朝だけの美しさを楽しみ、毎朝いただく一服の抹茶にも、小さな涼を感じています。
連休、第79回カンヌ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞し話題を呼んだ濱口竜介監督の映画『急に具合が悪くなった』を観ました。映画を見終えたあと、鈴懸さんで涼を運ぶ和菓子を一つ買って帰りました。
鈴懸さんのホームページには、このような言葉が添えられていました。
「水は古くから浄めの意味を持ち、穢れを払うものとされ、吉祥としてとらえられています。流れる水は常に清らかであるように、移りゆく日常の中でも変わらず清らかで健やかに未来へと進んでゆけますように。」
季節を映す和菓子には、静かでやさしい願いが込められています。今の私には、その言葉がそっと背中を押してくれるように感じられました。和菓子の銘は「観世水」。流れる水の文様を表した意匠です。涼やかなガラスのうつわにもって、京都・柳桜園さんの「さえみどり」を点ててお茶の時間といたしました。
本日、関東地方の梅雨明けが発表されました。
部屋には、書道部の高校二年生の姪が書いて届けてくれた「日々是好日」の書があります。
今日という日は、二度と戻らない大切な一日。その言葉を心に、一日一日を慈しみながら、この夏を過ごしていきたいと思います。
皆様も暑い日が続きますが小さな涼をみつけてお過ごしください。